ダルビッシュは来年38歳も2年60億円の価値! パドレス「契約延長検討」と地元紙報道
今季、安定した投球でパドレスを2年ぶりのポストシーズン進出、ワイルドカードゲームではメッツを下して地区シリーズ出場に導いたダルビッシュ有(36)が再び大型契約を手にしそうだ。
パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は日本時間9日、球団がベテラン右腕との契約延長を検討していると報じた。2018年2月にカブスと結んだ6年1億2600万ドル(当時のレートで約136億円)の契約は来季で満了。パ軍は今オフにも交渉を行う可能性があるという。
ダルは来年の8月で37歳。年齢的な衰えによるリスクも指摘されるが、ここ数年は先発として計算できる35歳以上のベテランが高額契約を結ぶケースが少なくない。メッツ・シャーザー(38)は昨年11月に3年約190億円で合意。アストロズ・バーランダー(39)は36歳だった19年3月に2年約96億円、昨年12月には2年約73億円で、それぞれサインした。
ダルは、シャーザー(13、16、17年)やバーランダー(11、19年)のようにサイ・ヤング賞受賞経験はないものの、過去に2度(13、20年)、同賞の最終候補3人に残った実績がある。今季は10年ぶりに15勝以上(16勝8敗、防御率3.10)をマークし、同賞の候補の一人と目されるダルには、どれだけの値段がつくのか。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。