ウルグアイFWスアレスが途中交代…晩節を汚しそうな太目残りの見せ場なし

公開日: 更新日:

 欧州リーグを席巻した稀代のストライカーに往時の輝きはなかった。

 ウルグアイのFWルイス・スアレス(35)が韓国とのグループリーグ初戦で精彩を欠いた。

 チームには年齢的に今大会が最後になるベテランFWに花を持たせる意識があったのだろう。序盤からスアレスにボールを集めるが、見せ場すら作れない。前半21分には相手ゴール前のヘディングでの折り返しに反応が遅れ、決定機を逃す。後半18分、かつて「最強の2トップ」と恐れられた同じ年のカバーニとの交代でベンチに退いた。

 所属クラブのナシオナルの公式サイトによれば、スアレスは身長182センチ、体重85キロ。全盛期と比べ体重は約2キロ増だが、実際はそれ以上に太目残り。パフォーマンスの低下は年齢的な衰えに加え、調整不足にも原因がありそうだ。

 スアレスは開幕前、地元メディアの取材に「戦えるメンバーが揃ったのでW杯は期待できるはずだ」と話したが、自身の低調なプレーが続くようなら、晩節を汚しそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…