ブラジルFWリシャルリソンが魅せた! 歴代屈指アクロバティック芸術弾で6度目W杯制覇に弾み

公開日: 更新日:

あのアクロバチックなシュートは、今大会のベストゴールで決まりです。いや歴代のW杯の芸術弾の中でもトップクラスのゴールでした」

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が感嘆しながらこう言った。

 日本時間25日に世界ランク1位のブラジルと同21位のセルビアが対戦。

 W杯出場国<最後のカード>となった試合で、ブラジルが優勝候補の最右翼であることを証明してみせた。

 主役はエースのネイマールではなく、背番号9の東京五輪得点王・FWリシャルリソン(25=トッテナム)である。

 後半17分、ネイマールが小刻みなステップを踏みながら相手PA内をドリブル突破。FWビニシウスのシュートを相手GKがはじき、そのコボレ球をリシャルリソンが押し込んだ。「ビニシウスがシュートを放つ前にリシャルリソンは一度、バックステップを踏んでDFのマークを外す動きを見せ、コボレ球に素早く反応して先制点を決めた。ストライカーらしいゴールだった」と前出の六川氏。しかし、その11分後、スタジアムに集まった約8万8000人の観客は、信じられないような光景を目にする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動