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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【(play)chin music】打者のをのけ反らせる投球で一触即発の危機?

公開日: 更新日:

 メジャーリーグでも投手が打者の顎すれすれを狙ったボールを投げることがある。打者をのけ反らせて威嚇する行為だ。

 日本では、「bean ball(ビーンボール)」と言った方が馴染みのある危険球だが、米国ではこれを「chin music(顎の音楽)」と呼ぶことがある。

 顎(chin)の近くをビューッと凄まじい音(music)を立ててボールが通過する状態を表現しているのだ。

 大谷もこの「chin music」で乱闘寸前の事態を招いたことがあった。昨年5月29日の敵地オークランドでのアスレチックス戦だった。

 三回無死一塁で、打席にマーク・カナを迎えた場面。

 その2球目のストレートが抜け、カナの顔面スレスレを通過した。

 激高したカナは大谷を睨みつけ、なにやらわめき散らして激高。捕手のカート・スズキがカナをなだめて事なきを得たが、両軍ベンチから選手が飛び出し、一触即発の状態になった。

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