大谷翔平が最優秀DH賞を2年連続受賞も…エ軍“厚化粧補強”が来オフの去就に及ぼす影響は
大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(28)が、今季最も活躍した指名打者(DH)に贈られるエドガー・マルティネス賞を昨年に続けて受賞。28日(日本時間29日)、大リーグ機構が発表した。
大谷は今年、本塁打が昨季の46本から34本に減ったが、打率は2割7分3厘(昨季は2割5分7厘)とアップさせた。今オフ、主要な表彰を獲得するのはこれが初めて。
そしてエンゼルスがこのオフ、積極的な補強に動いている。
FAで今季15勝した左腕のアンダーソン(32=前ドジャース)、ブルワーズとのトレードで29本塁打のレンフロー外野手(30)、ツインズとのトレードで好守好打のウルシェラ内野手(31)を獲得。ミナシアンGMはまだ補強は行うと公言している。
アンダーソンは大谷に次ぐ先発2番手として機能しそうだし、エンゼルスの最大の課題ともいうべき攻撃力も確実にアップした。来季、プレーオフに進出する可能性はグンと膨らんだものの、「問題は補強の仕方ですよ」と、米紙コラムニストのビリー・デービス氏がこう続ける。