WBC出場表明した大谷翔平“驚異の広告価値” MVP落選もグラウンド外の収入はジャッジに圧勝

公開日: 更新日:

 MLBは日本時間18日、今季の最優秀選手(MVP)を発表し、リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)を選出。エンゼルス・大谷翔平(28)は2年連続の栄誉を逃した。

 MVPは全米野球記者協会(BBWAA)の各支部から選ばれた30人の記者の投票で選出され、投票はポストシーズン前に締め切られる。ジャッジの1位投票が28票でトータル410ポイント、大谷の1位投票は2票でトータル280ポイントとジャッジの圧勝だった。

 今季のジャッジは打率.311こそ2位に終わったが、本塁打、打点(131)の2冠を獲得。大谷は1903年以降の近代野球で初めて投打の規定数に達するなど、偉業を成し遂げたが、大都市ニューヨークで活躍したヤンキースの長距離砲には及ばなかった。

 17日には自身のインスタグラムで「シーズン中よりお話しいただいていたWBCの出場に関しましては栗山監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただきました」と明言した大谷。

 侍ジャパンの3大会ぶりの優勝に意欲を見せたが、今オフは米野球専門誌の表彰も含めてMVPの栄冠をことごとくライバルに譲った。表彰ラッシュに沸くジャッジを横目に無冠に終わりそうだが、広告業界の市場価値ではライバルを上回っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差