幕下付け出し全勝Vの落合はホントに「令和の怪物」なのか? 宮城野親方も太鼓判

公開日: 更新日:

 前評判にたがわぬ力を見せつけた。

 初土俵となる今場所で幕下全勝優勝を果たした宮城野部屋の落合(19)だ。

 相撲名門校・鳥取城北高出身。高校卒業後は実業団で相撲を続け、実業団横綱になって幕下付け出し資格を得てから入門。師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)をして「相撲をよく知っている」と言わせるのだから、タダ者ではない。

 デビュー場所をいきなり全勝で制した落合はいったい、何が凄いのか。

「四つ相撲もできれば押し相撲も強く、足技もうまいオールラウンダー。かといって器用貧乏ではなく、どれもレベルが高い。おそらく、十両でも普通に通用するでしょう。ただし、179センチ(156キロ)と上背はそれほどでもないので、幕内で四つ相撲だと長身力士と胸を合わせた場合に不利になる。将来的には押し相撲をベースに、四つ相撲への対処も磨く必要がある」(角界OB)

 新たな怪物に期待だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続