これじゃ大谷翔平のFA移籍は加速の一途…開幕戦「なおエ」いきなりのトレンド入り
昨季、何度となく目にした光景が、いきなり再現された。
エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間31日、アスレチックスとの開幕戦に登板。6回をわずか2安打に抑えて無失点、毎回の10奪三振と好投しながら、救援陣が八回に逆転を許し、チームは1-2の逆転負けである。
試合後の大谷は「(救援投手が)点を取られましたけど、最少失点だと思う。追加点と、そうなった(逆転された)後のタイにもっていく集中力がチーム全体として出てくれば、もっといいゲームになる」と前を向いたが、日本のファンからは悲観的な声が相次いだ。
昨季、大谷が活躍しながらチームが敗れた際に用いられる「なお、エンゼルスは敗れた」を略した「なおエ」がSNS上で飛び交った。ツイッターには大谷の熱狂的なファンによる多数の投稿が見られ、開幕戦からいきなり「なおエ」がトレンド入りしたのだ。
昨季、7年連続負け越したエ軍の救援防御率3.95は、ア・リーグ15球団中11位でワースト5位、被本塁打81はワースト2位と崩壊状態だった。ミナシアンGMは昨オフ、救援を含めた投手陣の立て直しを図るべく、前ロッキーズの右腕エステベス、前レンジャーズの左腕ムーアを獲得したが、心もとない。