大谷翔平のモチベーションを削ぐエンゼルス主力の“爆弾”…早くも正捕手オホッピーが離脱
エンゼルスに早くも非常事態である。
前日のヤンキース戦で左肩を痛めて途中交代したローガン・オホッピー捕手(23)が日本時間22日、15日間の負傷者リスト(IL)に入った。同日のロイヤルズ戦に3勝目(0敗)をかけて「2番・DH」で先発登板した大谷翔平(28)はマイナーから昇格したウォラックとバッテリーを組んだ。
エ軍の捕手事情は厳しい。昨季まで正捕手を務めていたスタッシが腰痛で開幕からIL入り。正捕手格の2人を欠いたエ軍はウォラックと控え捕手のタイスでのやりくりを強いられる。
オホッピーは16試合に出場し、打率.283、4本塁打(大谷らとともにチーム最多タイ)、13打点。打撃でもチームを牽引してきた若手捕手の離脱がエ軍のケチのつけ始めになりかねない。
エ軍ではオホッピー以外にもフィジカルに不安を抱えた主力が少なくないからだ。主砲トラウトが昨年7月に患った左胸郭(胸椎や肋骨)の炎症は、当時の報道によれば、今後の選手生命を左右しかねないほどの重症の可能性もあったという。4番レンドンは故障のデパートで、一昨年に手術した腰に加え、今季は左肩に痛みを訴えて2試合スタメンから外れた。