三笘薫ブライトン遠のく来季EL出場と臨時ボーナス…下位低迷エバートンに1-5惨敗
英プレミア・ブライトンに所属する日本代表FW三笘薫(25)が、日本時間9日午前1時30分キックオフのエバートン戦に先発フル出場。惨敗劇の一端を担ってしまった。
開始34秒。左サイドFW三笘が狙った縦パスをカットされ、そこからカウンター攻撃を食らって先制点を献上した。
試合はリーグ7位のブライトンがボールをつなぎながら攻め込み、2部降格圏内の19位に低迷するエバートンが専守防衛からカウンターを仕掛けるという展開。ゴールを積み重ねていったのは、劣勢のエバートンだった。
終わってみればボール支配率79%・シュート23本のブライトンが、支配率21%・シュート10本のエバートンに1-5の大差負けである。
三笘は、相対した21歳右SBパターソンとのマッチアップでボールロストが目立ち、見せ場は後半34分に右からのクロスに反応して左ポスト直撃のスライディングシュートを放ち、MFマクアリスターのゴールをお膳立てした場面だけ。ブライトンは来季の欧州リーグ(EL)に出場できる「リーグ5位」リバプールとの勝ち点差を縮める絶好のチャンスだったのにもかかわらず、下位に低迷するチームを相手に手痛い黒星を喫した。