絶好調ブライトン三笘薫 100億円超ともいわれる「移籍金」ってそもそもナニ?
英プレミア・ブライトンに所属する日本代表FW三笘薫(25)の快進撃が止まらない。
現地時間4日の第7節(延期分)のボーンマス戦にスタメン出場。前半28分、左サイドからPA内に侵入。18歳FWファーガソンに絶妙クロスを供給して先制点をアシスト。2-0の勝利に貢献し、欧州CL出場圏内の4位トッテナムとの勝ち点差を4に縮めた。
三笘はベルギー1部からブライトンに移籍した今季、公式戦29試合に出場して10ゴール・7アシストを記録。英プレミア屈指のアタッカーとして評価は爆上がり中だ。
J川崎から2021年8月、ブライトンに移籍した際の移籍金は3億9000万円。その後ベルギーに期限付き移籍。22年夏にブライトンに復帰すると好パフォーマンスを披露。欧州の名門クラブへの移籍が取り沙汰されるようになり、移籍金も右肩上がりでグングンと高騰。地元メディアが「ブライトンが移籍金を80億円に設定した」と報じたこともあった。
「移籍金が100億円を超えるという報道もありますが、そもそも移籍金というのは、移籍先クラブが所属クラブに支払うものであり、三笘本人の財布が潤うわけではありません」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。