日本ハム北山“リベンジ”果たし先発4勝目 昨季交流戦で辛苦に打ちひしがれた神宮の夜

公開日: 更新日:

 日本ハムの2年目右腕・北山亘基(24)が昨季の“リベンジ”を果たした。

 18日の中日戦に先発し、6回3分の2を被安打1の無失点と好投。今季4勝目(3敗)を挙げた。

「うまく力感なく投げれていたのは良かったですけど、球数が100球に近づいてくると、まだまだ体力がないなと。そこは課題かなと思います」(北山)

 開幕直後に先発に転向すると、防御率2.03と安定感を見せている。

 そんな北山は交流戦に苦い思い出がある。ルーキーながら抑えに抜擢された昨季、1カード目のヤクルト戦で2夜連続のサヨナラ本塁打を被弾。プロの壁を痛感した。今春のキャンプで北山は「昨季は交流戦あたりが一番、メンタル的にも体力的にも辛かった」と、日刊ゲンダイにこう言った。

「シーズンを通した戦い方を分かっていない状況で、やっとパ・リーグの球場のマウンドの特性などを掴んできた矢先に交流戦へ突入。初めての球場ばかりだし、移動もイレギュラーでした。一気に疲れが来て、あんなことに……。でも、その経験は今後に生きてくると思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇