前半戦終盤はエース級が大谷翔平に立ちはだかる…メジャー屈指の好投手3人との投げ合いに
大谷翔平(28)がリアル二刀流の真骨頂を発揮して白星を手繰り寄せた。
日本時間16日のレンジャーズ戦。投げては6回2失点、3奪三振で1カ月ぶりとなる6勝目(2敗)をマーク、打っては両リーグ最多タイとなる22号2ランを放った。
この日はリーグ2位の9勝をマークしている相手のエース右腕イオバルディ(33)との投げ合いを制したが、球宴までは試練のマウンドが続く。メジャーを代表する好投手3人と投げ合うからだ。
大谷の次回登板は22日のドジャース戦(本拠地アナハイム)。休養日も含めて中5日での登板となり、ド軍のローテ通りなら、サイ・ヤング賞3度のカーショー(35)が先発する。メジャー16年目を迎えるベテランのパフォーマンスは依然として健在で、チームトップの8勝(4敗、防御率2.95)を挙げ、チームを牽引している。
大谷が中5日を維持すれば、28日のホワイトソックス戦は昨季、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票2位のシース(27=3勝3敗、同4.31)との投げ合いが濃厚。過去2年連続200奪三振の右腕は今季もリーグ9位の91個で、大谷(105個=同2位)とは奪三振数を争うライバルでもある。