バスケW杯日本に本気の豪州が襲いかかる!NBA9人、平均身長差8cm…フィンランドとは“レベチ”
「歴史的1勝!」「2次リーグ進出に望み!」
メディアは例によって大騒ぎだ。
開催中のバスケットボールW杯で、27日に日本がフィンランドを98-88で撃破。17年ぶりとなるW杯での白星は、過去の同大会で11戦全敗だった欧州勢から挙げた初勝利となった。
E組で1勝1敗の日本は、29日の1次リーグ最終戦に勝てば、史上初の2次リーグ進出が決定するが、そこには文字通りの高い壁が立ちはだかる。
相手は世界ランキング3位の豪州だ。2021年東京五輪の銅メダル国は、北米プロバスケットボールリーグ(NBA)に所属する選手を9人擁し、チームの平均身長は200センチ。対して世界ランク36位の日本の平均身長は192.1センチでNBAプレーヤーが渡辺雄太(28=サンズ)ひとり。英ブックメーカーの1次リーグE組突破オッズはトップの豪州が1.57倍で日本は21倍である。世界24位のフィンランドを相手に挙げた金星とはレベルが違うという認識だ。
しかも、豪州は27日に82-85でドイツに敗戦。日本と1勝1敗で並んでの直接対決となり、2次リーグに進出するためには絶対に落とせない試合となった。