巨人「原監督の解任を!」の声が止まらない 2年連続Bクラス「謝罪」もSNSに不満渦巻く
2年連続Bクラスが決定した巨人の監督問題が風雲急を告げてきた。
きっかけはもちろん、山口寿一オーナー(66=読売新聞グループ本社代表取締役社長)の発言である。先月29日に、今季が3年契約の2年目となる原辰徳監督(65)の契約に触れ、「真剣に考える必要がある」としたことで、にわかに監督交代説が浮上。メディアも「電撃解任」の可能性を報じ始めたのだ。
「本社も球団も、巨人で初となる同一監督による2年連続Bクラスという結果を重く受け止めているものの、三顧の礼で復帰させた原監督の契約途中での解任には消極的だと聞いている。後任問題もある。あくまで来季続投を既定路線とした“観測気球”だろうが、逆に言えば、世間の反応によっては、続投方針がひっくり返る可能性はある。マスコミ球団の巨人は特に“世論”にシビアだ」(巨人OB)
全権監督としてチーム編成に失敗、本塁打頼みで攻撃のバリエーションが少ない采配、勝ちパターンのリリーフを形成できずに矢継ぎ早の継投を繰り返した用兵……ネットやSNSを開けば、原監督に対する不満が渦巻いている。例えば、1-2で敗れた9月30日の中日戦後、原監督が「大変申し訳ない、この一心ですね」と2年連続Bクラスを謝罪した、というデイリースポーツonlineの配信記事には、1日18時の時点で1400件近いユーザーのコメントが集まった。原監督を擁護する声は少なく、ほとんどが指揮官の退任・解任、首脳陣の刷新を求めるものである。