田口麗斗が来季メジャー挑戦を示唆…ヤクルトも「3年5.5億円」ならウィンウィン契約に

公開日: 更新日:

 来季のメジャー挑戦を示唆した。

 ヤクルトの守護神・田口麗斗(28)が26日に契約更改。国内FA権を行使せず、3年総額5.5億円規模でサインした。

 その田口は、海外FA権を取得する来オフ、メジャー挑戦を目標に掲げている。同じ年の松井裕樹が先日、海外FAでパドレスと5年総額約30億円で契約。同じ高卒でプロ入りした同級生の存在に触発されているようだ。

 そんな中、今回の契約はヤクルトと田口にとって、ウィンウィンの契約になったのではないか。

 田口の年俸は年単位にすると倍増の1.75億円。それでもFA権を行使していれば他球団との争奪戦に発展していた可能性もあり、ヤクルトは比較的安い金額で3年間、田口を雇うことができる。

 田口にとっても悪くない話だ。来オフに海外FA権を取得した際、改めてメジャー挑戦について話し合いを行うという。メジャーのFA市場は日本人バブルに沸いており、来季の活躍次第では、メジャーの球団から今以上の好条件を提示されるかもしれない。メジャー行きを断念しても3年5億円強が保障される。

 もっとも、田口は来季、抑えとして今季以上の働きが求められるのは言うまでもない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇