ソフトB石川柊太が単年契約に「それが球団の姿勢」とポツリ…来年FA宣言なら「第2の山﨑福」に?

公開日: 更新日:

「それが球団の姿勢なので……」

 ソフトバンク石川柊太(31)が昨25日、球団事務所で契約交渉を行い、3000万円ダウンの年俸1億2000万円プラス出来高の単年契約でサインした。

 来季中に国内FA権を取得見込みだが、球団から複数年契約の打診はなかったとみられ、冒頭のコメントである。「開幕ローテを目指して頑張りたい。決め球のフォークの被打率がすさまじかったので、その部分を修正していく」と語ったが、表情は硬いままだった。

 今季は23試合で4勝8敗、防御率4.15と不本意な成績に終わった。それでも、8月の西武戦ではノーヒットノーランを達成。ポテンシャルの高さを見せた。もし来オフにFA宣言をしたらどうなるか。さる球界関係者がこう言った。

「今季11勝(5敗)を挙げたオリックス山﨑福也が目安になる。FA宣言すると、たちまち6球団が群がる大争奪戦に発展した。2ケタ勝ったのは今季1度だけの投手だが、野手顔負けの打撃力や人や金銭の補償が発生しない年俸がCランクだったこともあって、ソフトバンクは4年総額12億円超を提示。巨人は10億円、入団を決めた日本ハムも10億円規模というマネーゲームに発展した。今季の年俸6000万円からすれば破格。今オフのFA市場が投手不足だったこともあって人気が集中した。石川はもっと人気になる可能性があります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇