【巨人編(1)】阿部監督「救援陣ローテ構想」&「責任を持たせる投手起用」の大転換
通算17年の長きにわたり、チームを指揮してきた原辰徳前監督からバトンを受けた阿部慎之助監督(44)の1年目は、球団創設90周年のシーズン。2年連続Bクラスの4位からメモリアルイヤーの優勝という重い使命が課せられる。球団史上初となる捕手出身の監督は、どん底のチームをどう立て直すのか。
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「キーマン」に指名した抑えの大勢が、宮崎キャンプ中に右ふくらはぎを痛めて離脱。阿部監督によると、箇所が箇所なので慎重にやらせているが、重症ではないため、「開幕には間に合う」と現段階では代役は考えていないようだ。
昨季、救援陣の防御率はリーグワーストの3.81。リリーフ強化がオフの最重要課題だったため、ソフトバンクから泉圭輔と高橋礼、オリックスから近藤大亮、さらに現役ドラフトで阪神から馬場皐輔を獲得。同じく阪神からカイル・ケラーを補強。他球団のセットアッパー候補を集めた。