【巨人編(2)】阿部監督に直接尋ねた前エース菅野智之の起用法と不安を感じた外野争い
「秦真司 キャンプ探訪2024 巨人編(1)」では、「救援陣ローテ構想」や「責任を持たせる」とした投手起用など、原辰徳前監督時代からの大きな方針転換について触れた。「巨人編(1)」からつづく。
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気になっていたのが昨季4勝8敗に終わった菅野智之の起用だ。長らくエースとしてチームを支えた菅野も今年の10月で35歳。年齢的にはターニングポイントを迎えている。
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阿部監督にズバリ聞くと、「先発6人で中6日」という通常の形ではなく、「7人目として中7日以上、もしくは投げ抹消で中10日の間隔を空ける代わりに、1試合で120球から130球はしっかり投げてもらいたい」とキッパリ。実績と経験を最大限に発揮してもらおうと、疲れを残さず、コンディションを重視する起用を考えているのだ。