ドジャース大谷ますます高まるMVPのハードル...同僚ベッツが選考に有利な遊撃にコンバート
不慣れな守備位置とはいえ昨季、ベッツが遊撃の守備に就いた16試合は53打数18安打の打率.340、4本塁打、10打点。試合数が少ないとはいえ、守備の負担が打撃には影響しなかったようだ。
大谷は昨年9月に右肘靱帯修復手術を受けたため、DHに専念する。守備の負担がないDHは貢献度を評価されない傾向にあり、過去に指名打者がMVPに選出されたケースは皆無だ。
今季の大谷は投手としての評価が加算されないだけに、打者として同僚ベッツをしのぐパフォーマンスを発揮する必要がある。
史上2人目のリーグをまたいでのMVPを受賞するには、打って走って攻撃面で大車輪の活躍が求められる。