学法石川・佐々木監督が語る古巣の全国制覇と新天地のチーム作り「髪型自由と言ったら拒否られて…」
あす19日に登場する学法石川(福島)は33年ぶりの甲子園出場。指揮を執る佐々木順一朗監督(64)は仙台育英(宮城)を率いて、2001年春と15年夏に甲子園準優勝の実績がある。17年に部員の不祥事で辞任すると、18年に学法石川の監督に就任。長年甲子園から遠ざかっていた古豪を復活させた佐々木監督に就任の経緯、就任後の苦労などを聞いた。
◇ ◇ ◇
――佐々木監督にとっては2015年以来、9年ぶりの甲子園です。
「戻って来たことを日々感じます。やっぱり甲子園練習かな。甲子園のグラウンドに入った時に、前より大きく感じましたし、感情がどんどん湧いてきましたね」
――感動もひとしおだと。
「うん。だからイメージが膨らみ過ぎて、実際のところを自分で落とし込むのに時間がかかるというか。だいぶセンチメンタルになりましたね」
――学法石川の監督に就任した経緯は。