著者のコラム一覧
鈴木良平サッカー解説者

1949年6月12日生まれ。東京都世田谷区出身。東海大卒業後の73年、ドイツの名門ボルシアMGにコーチ留学。名将バイスバイラーの薫陶を受け、最上級ライセンスのS級ライセンスを日本人として初取得。84-85年シーズンのドイツ1部ビーレフェルトのヘッドコーチ兼ユース監督。なでしこジャパン初代専任監督。98年福岡ヘッドコーチ。

なでしこは五輪優勝候補の米国に力負け…それでもパリ五輪「上位進出」の可能性アリ

公開日: 更新日:

 世界ランク7位のなでしこジャパンは、パリ五輪でスペイン、10位のブラジル、アフリカ大陸予選突破国(36位ナイジェリア、51位南アフリカ、58位モロッコ、65位ザンビアから2カ国がパリ五輪に出場)と対戦する。

 ちなみに、女子の世界ランクはアメリカが2017年6月~2023年6月まで1位に君臨していたが、2023年8月のW杯R16敗退でランクダウンしてスペイン、2位イングランド(五輪欧州予選敗退)、そして3位フランスの後塵を拝している。

 とはいえ、パリ五輪の優勝候補の最右翼であることに間違いはない。

 なでしこジャパンの攻撃面は、アメリカ戦では先制してから前に、前にと急ぎ過ぎて選手間の距離やバランスが崩れたり、シンプルに蹴り出す場面で無理にボールを繋ぎ、引っ掛かって逆襲を食らう場面も見られた。

 そういった部分を修正し、次戦・ブラジル戦(日本時間10日午前5時7分キックオフ)に臨んでもらいたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…