大谷絶好調の裏にMLBとドジャースの「特別扱い」…異例のバックアップ体制で打率.345
昨季44本塁打を放ってタイトルを獲得した大谷の力を最大限に生かせるよう、フロントは考慮している。
大谷は開幕から計8試合、40打席も本塁打が出なかった。それでも休ませずにDHで起用し続けたのは、根底に今季のDHは大谷に任せるというドジャースのスタンスがあったから。だからこそ大谷も腰を落ち着けてプレーし、結果もついてくるようになったのだ。
大谷は9日のツインズ戦で3号本塁打を含む5打数3安打。自身最長の5戦連続マルチ安打で打率を.345と上げたばかりか、松井秀喜(元ヤンキースなど)のもつ日本人選手最多の通算175本塁打まで、あと「1本」とした。
「ショウヘイは非常に状態がいい。(相手投手が)抑えるのは難しいだろう」
試合後のロバーツ監督がこう言って相好を崩した大谷の好調は、MLBやドジャースの“後方支援”があればこそだ。