「通訳解雇」で北米ギャンブラーが大谷翔平の動向に大注目しているワケ
水原一平元通訳(39)による違法賭博、不正送金のスキャンダルが発覚したドジャース大谷翔平(29)が北米ギャンブラーの注目を集めているという。
合法ギャンブルの賭けの対象になっているからだ。
米経済誌フォーブスは28日までにMLB公認で合法オンラインブックメーカーである「ドラフトキングス」の特集記事を掲載。同サイトは大谷(昨季44本塁打、95打点)の成績に関する賭けに関して水原氏の賭博問題の発覚以前は「本塁打38本以下」に賭けられた金額は全体の約50%だったのに対し、発覚した20日以降は87%に急増、打点も「105以下」が77%から93%に増えたという。つまり多くのギャンブラーが大谷の今季の成績予測を“下方修正”したのだ。
この結果から同誌は、信頼を寄せていた水原氏に裏切られた精神的なダメージに加え、「一部の参加者は、大谷が出場停止処分で試合を欠場するか、スキャンダルでパフォーマンスが低下すると危惧しているようだ」と分析している。
今回の件が明るみになって以降、米メディアが連日に渡ってこの問題を報じるなど、大谷は野球に集中しずらい環境となっていることは確かだ。