大谷の「新・代理人枠」狙い大物エージェントが虎視眈々…争奪戦勃発は待ったなし
ドジャース大谷翔平(29)の元通訳・水原一平氏が引き起こした前代未聞の賭博醜聞および不正送金問題は、大谷の代理人のネズ・バレロ氏を筆頭とする「チーム大谷」の脆弱な危機管理体制が原因だ。米国内では「大谷がバレロ氏をクビにして、別の代理人と契約するのでは」という見方が出てきている。(【前編】からつづく)
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そこで、大谷の新たな代理人に浮上しているのが、大手エージェント事務所として知られる「ワッサーマン・グループ」である。
ケーシー・ワッサーマン氏が代表を務める同事務所は本塁打王3度のカージナルス・アレナド、最優秀救援2度のメッツ・ディアスらの有力選手とクライアント契約。日本人選手ではドジャースの山本由伸、パドレスのダルビッシュ有、カブスの鈴木誠也、メッツの千賀滉大、16日にDeNAへの復帰が正式に決まった筒香嘉智(前・米ジャイアンツ)らを顧客に抱え、昨年のWBCに日本代表で出場したカージナルスのヌートバーも契約している。MLB以外にも米プロバスケットボールNBAレイカーズ・八村塁も顧客に名を連ねるなど、日本人選手のマネジメントに豊富な実績と経験も持っている。