小祝さくらが魅せたプロ根性!全米女子OPの時差ボケ、疲労ものともせず初日10バーディー
前週の全米女子での小祝は4日間で12バーディー(1イーグル、1ダブルボギー、15ボギー)。それが、国内に戻れば、たった1日で10個のバーディーをゲットした。小祝と同じく全米女子9位の竹田麗央(21)もこの日は66で回り、6アンダー3位発進。初の海外メジャー挑戦でいきなりベスト10入りを果たした実力をみせつけた。
ツアー関係者がいう。
「ここはフェアウエーが広く、グリーンも全米女子オープンが開催されたランカスターのような嫌らしい傾斜もない。グリーンを狙うショットとパットで神経の使い方がまるで違います。伸ばし合いのコースとはいえ、注目された全米帰りの選手がみんな好スタートを切ったわけではない。桜井心那は3オーバー93位、河本結、藤田さいきは2オーバー80位、鈴木愛、尾関彩美悠は1オーバー66位と大きく出遅れた。海外メジャーよりコースがやさしくても、バーディーの山を築けるわけではありません。小祝は疲れや時差ボケもあるのにキレキレのショットで63ですからね。これがファンを意識した真のプロというものです」
全米の最終日は笹生と同組で回り、目の前の圧巻プレーに刺激を受けた。国内大会はコースやライバルのレベル差はあっても、厳しい戦いの直後だけに自分が主役になるつもりに違いない。