「パワハラでは?」選手コーチを怒り散らす“虎の老将”に田尾安志氏、高木豊氏が痛烈苦言
「選手、コーチに対する厳しい発言は、パワハラではないのか」──。
去る6日に阪神監督として歴代最多の515勝をマークした岡田彰布監督(66)の発言を巡って、SNS上にこんな声が散見される。
オリックス監督時代(2010~12年途中)も含めた通算704勝(7日現在)は歴代20位。優勝2回、日本一1回で名将の域に達したものの、今季はリーグワーストのチーム打率.224、同4位の224得点と歴史的な貧打に喘ぐなど、首位広島とは1ゲーム差の3位。独走優勝した昨季と比べて苦しい戦いが続いていることもあり、岡田監督がマスコミを通じて、選手やコーチをヤリ玉に挙げることが少なくない。
■藤本コーチを名指しで批判
5-6で敗れた6月30日のヤクルト戦(神宮)の発言は最たるものだ。
九回に一塁から本塁を狙った植田が本塁手前で悠々アウトになった場面に関し、「信じられへんわ。何でも行けじゃないやろ。こんな狭い球場で。そこは状況判断やんか。先攻で1点負けてて、二塁、三塁でええんちゃう? (投手が)左で、次は2本タイムリー打ってるバッター(梅野)やで」と、三塁コーチの藤本内野守備走塁コーチを名指しで叱責したのだ。