NBA挑戦の河村勇輝を待ち受ける「レジェンドJr.」の高い壁…難解な契約内容も早分かり

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボールNBAグリズリーズと無保証のエグジビット10契約で合意した日本代表PGの河村勇輝(23=横浜ビー・コルセアーズ)が昨9日、横浜市内で会見。身長173センチと小柄ながら複数チームからオファーがあったそうで「嬉しくもあり、驚いた。NBAの舞台に立つことが一番の目標」と決意を口にした。パリ五輪後の9月に渡米して正式に契約を交わした後、チームに合流するという。

 河村が結んだエグジビット10は最低年俸(約1200万円)で、身分保証がない契約。まずはキャンプに参加して実力をアピールし、シーズン開幕前にNBAと下部組織のGリーグを一定期間行き来できる「ツーウェイ契約」を目指すのが現実的な選択となる。

 仮に河村がグリズリーズとツーウェイ契約しても、傘下Gリーグの「メンフィス・ハッスル」では同じPGでレジェンドの息子と熾烈な生存競争を強いられる。

「バスケの神様」と称されるマイケル・ジョーダンとともにブルズを3連覇に導いたスコッティ・ピッペンの長男スコッティ・ピッペン・ジュニア(23)だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    藤川阪神はヘッド&二軍監督の組閣難航で多難すぎる船出…鳥谷敬氏や赤星憲広氏の招聘は絶望的

  5. 5

    佐々木朗希はトミー・ジョン手術へまっしぐら…メジャースカウトが看破した160キロ右腕の“キズ”

  1. 6

    大谷を苦しめる「ダルビッシュの亡霊」…メッツのデータ分析班が配球パクって徹底対策

  2. 7

    中日・井上新監督が抱える「中田翔」というジレンマ…復活に期待も世代交代の障害になりかねない

  3. 8

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  4. 9

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  5. 10

    二階俊博Jr.vs世耕弘成前参院幹事長…和歌山2区で「裏金」同士の醜悪すぎる罵り合戦【総選挙ルポ】