原英莉花は米ツアー最終予選会に臨めるか…イケメンキャディーとの破局がプレーに影響も
国内の女子プロは今週はオープン週で夏休み。家族とゆっくりしたり、旅行に行ったり、友人とプライベートを満喫しているプロが多い。そんな休暇中に22日付の世界ランキングが発表された。
前週の試合で2戦連続優勝を遂げた川﨑春花(21)が110位から89位へジャンプアップしたことで、99位の原英莉花(25)は「休み明けから奮起しなければ」と思ったのではないか。
原は今年、米女子ツアーの最終予選会(Qシリーズ)を受けたい意向がある。そのためには10月7日付の同ランキングで75位以内が条件。それ以下だと、昨年同様2次予選会からの挑戦となる。
誤算だったのは、全米女子オープン(OP)の日本地区予選会で上位5人に入れず(16位)、出場権を獲得できなかったことだ。海外メジャーに出場し、上位でフィニッシュすれば、ランキングは一気に上昇する。今季序盤は絶不調だった渋野日向子(25)は、全米女子OP2位で、世界ランクが192位から61位まで上がった。
原は全米女子OPの地区予選後は国内11試合でトップ10入りが3度しかない。4月末の世界ランクは110番台。今は2ケタに上がったが、10月第1週までに75位以内に入るには、今後の10試合で最低2勝は欲しいところだ。