巨人期待の若手は“チキン”状態…阿部監督が期待する坂本勇人の「真夏の大逆襲」

公開日: 更新日:

 8月に入って調子を上げているのが、巨人の坂本勇人(35)だ。

 昨7日の広島との首位攻防戦に「7番・三塁」でスタメン出場し、二塁打を含む3安打2得点。5月22日の中日戦以来の猛打賞をマークした。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 遊撃から三塁にコンバートされた今季の坂本は開幕から不振が続き、6月下旬にはケガや体調不良以外では新人だった07年以来、17年ぶりの二軍落ちの屈辱を味わった。

 7月中旬に再昇格を果たしたものの、なかなか調子が上がらず、先月30、31日の阪神戦はスタメン落ち。レギュラー剥奪で代打、守備要員となる危機に直面したが、時にバットを短く持つなど微調整。8月は出場した4試合すべてで安打を放つなど、存在感を増しつつある。


 試合後の阿部監督は坂本について、「あとはここ、というところでやってくれたら100点」と話すにとどめたが、活躍は願ったり叶ったりだろう。なにしろ、坂本を脅かすべき若手がパッとしないからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇