シント=トロイデンに日本人選手が集まる理由 パリ五輪で活躍のGK小久保、A代表DF谷口が入団会見 

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 ベルギー東部リンブルフ州の人口4万人ほどの小都市シント=トロイデンを本拠とするベルギー1部のシント=トロイデンVVに新加入した日本人選手2人が、14日夜にズーム会見を行った。

 日本代表DFの谷口彰吾(33)は、中東カタール1部のアル・ラーヤンSCからの移籍となる。

「常に成長できる場所、面白いと思える場所でサッカーをやりたいと思っていました。この年齢で欧州にチャレンジすることにワクワクしています。チームの勝利のために全身全霊をかけて戦っていきたい」

 パリ五輪でベスト8入りに貢献したGK小久保玲央ブライアン(23)は、ポルトガル1部の強豪ベンフィカからの移籍。ポルトガルではBチームやユースチームでプレーしてきた。

「ベンフィカではトップ登録でしたが、ハイレベルなGKが揃っていたので出場のチャンスがなかった。ここでシーズンを通して自分らしいプレーを続け、夢であるA代表入りを実現させたい」

 1924年に創立されたシント=トロイデンは57/58年シーズンに初めて1部リーグに昇格した。その後は2部と1部を行ったり来たりのエレベータークラブだったが、18年6月、クラブにとって大きな変革の波が押し寄せた。

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