MLBがソロバン弾く大谷「50-50」の熱狂 vsヤンキース「北米大陸横断シリーズ」は黄金カード
大谷翔平(30)のドジャースが日本時間27日、2位パドレスを下し、3年連続22回目のナ・リーグ西地区優勝を決めた。
決勝打を放ったのは大谷だった。2-2の五回1死一、二塁で右前適時打を放って逆転。八回には4番手で登板した松井裕樹(28)から左翼への二塁打で猛打賞とし、メジャー史上19人目のシーズン400塁打を達成した。
渡米7年目にして熱望していたシャンパンファイトを経験した大谷は「最高でしたね。まだ何回もできるように、今シーズンもまだまだあるので頑張りたい」と、初のポストシーズンを見据えた。
メジャー史上初の「50ー50」(50本塁打、50盗塁)を達成した大谷とドジャースへの注目度は最大級。勝てば地区優勝が決まるこの日の本拠地最終戦での観客動員数は5万2443人で、今季20度目の完売。総観客動員数は394万1241人となり、19年の397万4039人に次ぐ球団史上2位を記録した。ポストシーズンでの集客はもちろん、ド軍が勝ち進めば進むほど、入場者数、テレビ、インターネットの視聴者数に加え、グッズの売り上げも大幅に伸びそうだ。