女子プロ国内「ビッグ4」米挑戦…ツアー切符得られてもその先に待ち受ける「5月の壁」
受かっても安心できない。
2年連続年間女王の山下美夢有(23)と、今季7勝でメルセデスランクトップを走る竹田麗央(21)が、来季の米ツアー参戦を目指して12月の最終予選会(5~9日、マグノリアグローブGC)にエントリーしたことを発表した。
山下は「海外メジャーで優勝したい、そしてそのためにはゴルファーとしてさらにレベルアップをしたいと思うようになり、このような決断を致しました」などとコメント。竹田も「米ツアーでやってみたいというのが昔からあった。今年7勝することができて、すごく自分のゴルフに自信が持てるようになった。米国でもやってみたい」と言った。
これで岩井明愛(22)、千怜(22)姉妹と合わせて国内ツアーの「ビッグ4」が全員米女子ツアーに挑戦することになった。
5日間にわたって行われる最終予選会は、昨年まで上位20位までが出場資格を表すカテゴリーは「14」となり、21位から45位までがカテゴリー「15」だった。
それが今年から上位25位までがカテゴリー「14」となり、26位から45位までの選手は出場権が消滅。