米ツアーで生き残るために必要なものは何か…壁に立ち向かうか、諦めるかはその人次第
日米女子ツアーの来季シード選手が決まりました。米ツアーのポイントランクがギリギリ80位だった勝みなみは、前週の試合で78位に上がり3季目に入ります。
吉田優利と稲見萌寧はシード圏外となり、報道によれば吉田は再び予選会を受け、稲見は国内ツアーに戻るようです。
米ツアーは世界から力のある選手が集まります。目標が明確で、それを実現するために何が必要なのか日々考え、努力する人が戦い続けるステージです。
例えば、飛距離で劣れば、ショットや小技の精度を上げればいいのですが、同組選手のボールの止め方、アプローチやパットのうまさを見ると「かなわないな」と思うこともあるでしょう。
壁に立ち向かうか、諦めるかはその人次第です。
今季限りで引退を決めたツアー11勝のL・トンプソンはまだ29歳です。10年前、19歳でメジャーに優勝。今でもショット力は抜群ですが、小技にやや難があり、スコアメークに苦しみ続けて戦う意欲が低下したのではないか。