千葉百音が初のフィギュアGPファイナルで2位! 26年ミラノ冬季五輪で“浅田真央超え”見えた
日本のフィギュアスケートに新鋭が現れた。
日本時間9日に閉幕したグランプリ(GP)ファイナル(フランス・グルノーブル)の女子シングルで千葉百音(19)が合計208.85点で2位。初出場のファイナルでいきなり表彰台に立った。
5人が出場した日本勢トップで終えた千葉は「完璧ではなかったが、全体的にまとめることができた。まだまだと感じるところも多々ある。これから頑張っていくだけ」と、さらなる高みを見据えた。
千葉は五輪2大会連続金メダルの羽生結弦さんと同じ仙台市出身で、幼少期から同じリンクで練習してきた。2015年世界選手権銀の宮原知子ら多くのスケーターを育成した浜田美栄コーチの指導を受けた昨季、才能が開花。全日本選手権2位、四大陸選手権初優勝、世界選手権7位と躍進した。東北高から早大に進学して迎えた今季はGP2戦(NHK杯、中国杯)とも2位につけた。
ジュニア時代から将来性を高く評価され、10年バンクーバー五輪銀メダルの「浅田真央の再来」と位置付ける専門家は少なくない。