メジャー直訴の西武・髙橋光成が10kg減量で「3度目の正直」…昨季は9kg増量でパワーアップも0勝11敗
1回や2回の失敗でくじけるほど、ヤワではなさそうだ。
西武の高橋光成(27)が自身の誕生日である2月3日、今キャンプで初めてブルペン投球。「感覚はいい」と、満足した様子だった。
昨季はエースとして期待されながら、まさかまさかの0勝11敗。防御率3.87と常に炎上していたわけではなかったものの、エースの役目どころかローテ投手としての役割すら果たすことができなかった。
そんな高橋にとって、今季は雪辱の年。エースとして復活はもちろん、一度は立ち消えたメジャー挑戦も狙っているという。
髙橋光成(28)が初めてメジャーへの思いを西武球団に伝えたのは2022年の契約更改。「将来はメジャーでプレーしたい」とポスティングでの移籍を球団に訴え、渡辺久信GM(当時)から「みんなが納得する成績を残せたら」と“言質”を引き出した。
23年は4完投を含む10勝8敗、防御率2.21。渡辺GMは「まだ物足りない」とクビを縦に振らず、渡米は翌年以降に持ち越された。