森保J W杯進出懸かる20日バーレーン戦に少なからぬ不安材料…手堅いメンバー招集も決してあなどれず
2026年北中米W杯アジア最終予選のバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日=いずれも埼玉スタジアム)を控える森保ジャパンのメンバー25人が13日に発表された。残り2人は後日、追加招集される。
最終予選C組で2位のオーストラリアに勝ち点9差をつけ、首位を独走する森保ジャパンは、バーレーン戦で勝利すれば8大会連続8度目のW杯本大会出場が決まる。
会見で「まずバーレーンに勝ってW杯出場権を獲得する」とコメントした指揮官。初代表など皆無のメンバー構成だ。元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏が言う。
「W杯出場の可能性は高くても、バーレーン戦やサウジ戦で若手らを試すことはなく、実績のあるいつもの選手を招集して<現時点のベストメンバーを構成して勝利を最優先に目指す>という森保監督のキャラクターである<手堅さ>がにじみ出ている。基本布陣、選手起用、選手交代などすべて冒険しないやり方で試合を進め、あくまで勝利のみを目指して戦うことが予想されます」
もっとも不安材料は少なくない。主軸守備陣である英プレミアDF冨安健洋、ベルギーリーグに所属するDF谷口彰悟とDF町田浩樹はケガで招集外。バーレーン戦ではドイツで戦うDF板倉滉が3DFのセンターを務め、左DFは故障明けの同リーグのDF伊藤洋輝が入るだろう。