元横綱白鵬がホントに辞めたら「貴乃花の二の舞」に…一部週刊誌報道を否定も、はたして
「近年だと貴乃花がいい例です。全盛期は横綱として絶大な人気を誇り、日本中の相撲ファンを魅了。しかし、協会にケンカを売って退職した後は一般社団法人を設立したものの、太いタニマチが逃げ出すなど辛酸を舐めた。これといった活動はしておらず、大きな仕事といえば、ふるさと納税のCMに出演しているくらいでしょう。元大関の小錦はタレントに転身して成功したが、あれは本人の明るいキャラクターがあってこそ。母国モンゴルでも、今や元横綱朝青龍の方が人気があるくらいです」
さらにこのOBが続ける。
「そもそも、白鵬に多くのタニマチがついているのは、相撲協会の看板があるからですよ。退職後も個人的に支援してくれる後援者はいるでしょうけど、離れていく者も出てくるはず。協会という後ろ盾がなくなれば、今までのようにはいかない。貴乃花がまさにそれです。退職したいと思っても、タニマチが必死に引き留めるはず。もともと白鵬は理事長の椅子を狙っており、日本橋に新部屋を建てる土地も確保済み。協会を辞めればこれらがすべてパーになる。そんなリスクを承知の上でも辞める覚悟ができているというならば、話は別ですが……」