稀勢の里
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1日3力士が車いす…大相撲の故障多発は“巨大化”に原因あり
「あー! クソ! いってえ……」 悲痛な叫びが国技館の通路に響いた。 1敗の千代の国(28)が22日の勢戦で左ヒザを負傷。土俵際で相手の攻めをこらえようとするも、無理に曲げた左ヒザに大きく負担がかかったのだろう。勢に押...
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稀勢引退も満員御礼続き 若手台頭で相撲人気低下は杞憂に
勝率5割は歴代横綱最低でも、8場所連続休場は横綱として史上ワーストだとしても、唯一の「和製横綱」だったことには違いない。 16日に引退会見を行った横綱稀勢の里(32)。今後は荒磯親方として、当面は田子ノ浦部屋の部屋付き親方を...
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史上最弱横綱・稀勢の里 引退した途端“英雄扱い”の違和感
まるで「大横綱」のような扱いだった。 横綱稀勢の里の引退を報じるスポーツ紙には、例によって美辞麗句が並んだ。東京版の日刊スポーツは「惜別8P」と題して、涙の引退会見を詳報し、17年間の力士生活の足跡を振り返った。 稀...
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来春独立の報道も…稀勢の里が直面する弟子集めのイバラ道
元横綱の「政治力」はいかほどのものか。 16日に引退会見を行った元横綱稀勢の里こと荒磯親方(32)。昨17日は着物姿で国技館を訪れ、八角理事長(元横綱北勝海)はじめ、協会幹部らに挨拶回りを行った。 引退したばかりとあ...
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引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金
「引退」の2文字がどれほど重いものか、本人にしかわからぬ心境があったのだろう。 横綱稀勢の里(32)が16日、引退会見を行った。 「私の……土俵人生において一片の悔いもありません」 と話すも涙をこらえきれず、時折...
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「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪
横綱が負けると、普通は館内から悲鳴にも似た声が上がる。期待を裏切られ、「まさか」という気持ちがそうさせるのだ。しかし、稀勢の里(32)の場合は「あー……」という、諦めまじりのため息が大半。もはや、負けて当然、と思われているのだ。 ...
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稀勢の里引退決断 歴代最低“36勝36敗97休”の不名誉横綱
進退に注目が集まっていた横綱稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が、ついに引退を決断した。 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が16日朝、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で報道陣に対応し、明らかにした。これで日本人横綱は不在となった。...
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稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗
もう潮時ではないか。 平成最後の初場所で、横綱稀勢の里(32)が初日からあっけなく2連敗を喫した。これで横綱としては貴乃花に並ぶワーストの7連敗である。 ■「どこか浮ついた感じ」 2日目の昨14日は逸ノ城と対戦...
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進退かかる稀勢の里…初場所で引退発表の“デッドライン”
ここまできたら、待ったなしだ。 13日に初日を迎える大相撲1月場所。横綱稀勢の里(32)にとっては引退をかけた場所になる。 初日の相手は昨年7月場所で初優勝を果たした御嶽海(26)、2日目は226キロの巨漢・逸ノ城(...
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貴景勝と御嶽海を一蹴…横綱白鵬は「世代交代」阻止に血眼
細工は流々、あとは仕上げをご覧じろ――。 横綱稀勢の里が13日初日の1月場所出場を明言する一方、こちらも調整に余念がないのが白鵬(33)だ。7日の横綱審議委員会による稽古総見では貴景勝(22)と御嶽海(26)を指名し、いずれ...
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横綱で“皆勤負け越し”経験 芝田山親方は稀勢の里どう見る
いまや崖っぷちの横綱稀勢の里。横綱審議委員会から「激励」され、初場所(13日初日)の成績次第では「引退」の2文字も濃厚だ。現在、日本相撲協会の広報部長を務める芝田山親方は現役時代、横綱大乃国として一場所15日制になって初めて皆勤負け...
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総見とはまるで別人…稀勢の里「稽古8勝1敗」は本調子か?
「窮鼠猫を噛む」なのか、それとも「蛇ににらまれた蛙」か――。 9日、二所ノ関一門の連合稽古で、横綱稀勢の里(32)が、先場所優勝して波に乗る貴景勝(22)を圧倒した。9番取って、横綱の8勝1敗。力強い取り口で、貴景勝得意のいな...
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藤井七段も貴景勝も…2019年は若手の台頭で世代交代が進む
平成最後の12月もあと3日。来年4月には平成天皇が“引退”。新天皇が誕生し、年号が変わる。社会的には大きな転換期と言っていいだろう。こうした時期には、各界で世代交代が進みやすい。これまでリード役だった“先頭集団”がガラリと変わり、...
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稀勢の里やっと稽古再開…進退かかる初場所に間に合うのか
角界にとっては小さな一歩だが、オレにとっては偉大な一歩――本人はそう思い込んでいるかもしれない。 26日、横綱稀勢の里(32)が久々に相撲を取った。師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)によれば、非公開で三段目力士相手に20番取...
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冬巡業は全休…稀勢の里「初場所出場する」発言の本気度
現状を楽観視しているのか、それとも本気で勝算があるのか……。 大相撲の新番付が発表された25日、東の正横綱に復帰した稀勢の里(32)が来年1月場所(13日初日)の出場を明言した。 「もちろん、出場するつもりでやっている...
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冬巡業も数日間のみ 稀勢の里は1月場所休場ならジ・エンド
今日も基礎稽古、明日も基礎稽古。本当に1月場所に間に合わせる気があるのか。 11月場所が終わってしばらく経つというのに、いまだに相撲を取っていないのが横綱稀勢の里(32)だ。 昨年5月場所から今年7月場所まで、歴代最...
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貴景勝とV争い 大関高安は稀勢の里の“引退危機”が発奮材料
鬼の形相で3敗力士を退けた。 大関高安(28)が結びの一番で大栄翔と対戦。勝ち急ぐあまり、2度のはたきがあったものの、最後は力強い突き押しで大栄翔を吹っ飛ばした。これで高安は2敗をキープ。4敗目の大栄翔は優勝戦線から脱落した...
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ガンバレ~! “子ども神輿”の稀勢の里ク~ン
70歳を過ぎた熱烈な相撲贔屓が、町内の秋祭りで神輿を奉納したあとにお神酒をがぶ飲みしながら言うことにゃ。 「稀勢の里ってのは、自分から周りを引っ張ってくタイプじゃないんだな。さあ、みんな、オレの後からついてこい! じゃねえな」...
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白鵬が帰化決断 稀勢の里凋落でモンゴル勢が土俵“再支配”
やはり、荷が重かったのか。 今場所5日目から休場した横綱稀勢の里(32)。8場所連続休場明けの先場所は10勝5敗と復活の兆しを見せたものの、再び崖っぷちに追い込まれた。 立ち合いから考えなしに左差しを狙う単調な相撲で...
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11場所中9場所休場…それでも稀勢の里の収入は「1億円」
初日から4連敗し、5日目から休場となった横綱稀勢の里(32)。横綱昇進後は11場所中、途中休場を含めれば9回も休んでいる。最後まで完走できたのは先場所と昨年3月場所だけだ。 しかし、それでも給料やもろもろの手当などは支払われ...
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来場所に進退かかる稀勢の里 “起死回生”の一手はあるのか
本当にもう引退しか残されてないのか。15日に休場を発表した横綱稀勢の里(32)。初日から4連敗では、横綱の威厳も何もない。 「今はしっかり痛めたところ(右ヒザ捻挫)を治してから、考えたいと思います」とは、来場所の進退を問われた...
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促成横綱の末路…10度目休場の稀勢の里に再燃する引退問題
「場所前の優勝宣言は横綱という地位が言わせただけ。立場上、そう言わざるを得なかったのでしょうが、今の醜態には相撲ファンもさすがに呆れているのではないか」 こう語るのは相撲評論家の中澤潔氏だ。3連敗の一人横綱稀勢の里(32)は4...
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稀勢の里が休場表明 “悪夢の4連敗”で今場所は横綱不在に
大相撲の横綱稀勢の里(32=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋)が九州場所5日目の15日、休場を表明した。 初の1人横綱として臨んだ今場所は、横綱として87年ぶりに不戦敗を除いて初日から4連敗を喫していた。稀勢の里の休場は...
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崖っぷち3連敗 稀勢の里は稽古で手の内さらし八方ふさがり
初日から3日続けて転がされた。 横綱稀勢の里(32)は13日の3日目、北勝富士に敗れ3連敗。いまや「左差しさえ気をつければ勝てる」が共通認識となっている。まわしを取らせまいとする北勝富士に手も足も出ず、張り手、ノド輪といいよ...
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初の一人横綱が2連敗 稀勢の里に白鵬・鶴竜が高笑いのワケ
誰の目にも「完敗」だった。 横綱稀勢の里(32)が初日から2連敗。2日目の12日は、妙義龍に寄り倒しで敗れた。 立ち合いから激しい差し手争いとなったこの一番。稀勢の里は左を差させまいと右腕をがっちり固める妙義龍を攻め...
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同じ愚を繰り返し黒星…稀勢の里に足りないのは技術だけか
「ニワトリは三歩歩くと忘れる」じゃあるまいに……。 幸先の悪い黒星発進となったのが、横綱稀勢の里(32)だ。立ち合いで張り手を繰り出すも、押し相撲を主体とする貴景勝の勢いは止まらない。片や組みたくない貴景勝、片やぶつかってから...
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今年4度目の休場 横綱白鵬は東京五輪まで現役でいられるか
やはり、出場はかなわなかった。 8日、横綱白鵬(33)が11月場所(11日初日)の休場を発表した。10月に右ヒザと右足首を手術しており、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「まだ四股を踏める状態じゃない」と現状を説明した。 ...
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復活には物足りず…稀勢の里の双肩にかかる今後の相撲人気
今場所こそは横綱らしい成績を残せるか。 11日に初日を迎える11月場所に向け、気合十分なのが稀勢の里(32)だ。6日は九重部屋に出稽古。秋巡業の序盤から関取衆を相手に相撲を取るなど、好調をアピールしている。 先場所は...
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全勝Vから一夜明け“白鵬節”全開 稀勢の里を格下扱いの称賛
褒め殺しとは、まさにこのことだ。 24日、横綱白鵬(33)が優勝から一夜明け会見。今場所は全勝優勝を果たし、昨年11月場所以来となる今年初の賜杯も抱いた。 「(昨晩は)気持ちよく寝られた。自分にご褒美をあげたい」 ...
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白鵬と初「横綱対決」 稀勢の里はグウの音すら出ない完敗
初の「横綱対決」は予想通り、まったく盛り上がらなかった。 稀勢の里(32)と白鵬(33)、両者が最後に対戦したのは昨年の1月場所。当時はまだ大関だった稀勢の里がすくい投げで勝利し、場所後の昇進を決めた。しかし、翌3月場所は白...