西武
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制球難の西武松坂は新球習得より“ケンカ投法”が生きる道
西武・松坂(39)がプロ入りしたときの指揮官である東尾監督は現役時代、死球が多いことで有名だった。通算165与死球はプロ野球史上ナンバーワン。球威で勝負するタイプではなかっただけに、武器のシュートで内角の際どいコースをガンガン攻めた...
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西武松坂は3回1安打無失点も…開幕延期“向かい風”のナゼ
「怪物」の敵は時間かもしれない。 西武の松坂(39)が15日、ヤクルトとのオープン戦に登板。六回から3イニングを投げ、1安打3四球3三振の無失点に抑えた。ワインドアップでは全体的にボールが高かったが、セットポジションになるとや...
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西武松坂が充実の55球 初のフリー打撃投手で若手を脅かす
西口投手コーチが見守る中、“山賊打線”相手に55球を投げた。西武の松坂大輔(39)が19日、打撃投手として初めて登板。源田や外崎らに多彩な変化球を投げ、「いい練習になった」と汗をぬぐった。 松坂は首脳陣から独自調整を任されて...
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松坂は“腫れ物”に…古巣西武から聞こえるレジェンドの評判
往年の怪物がギアを上げてきた。 14年ぶりで西武に復帰した松坂大輔(39)。キャンプ開始当初はスローペースだったが、すでに何度もブルペン入り。変化球を交え、100球を超す投げ込みを行っている。本人がそこまで考えているかどうか...
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レッズ秋山の後釜候補 西武・金子侑司が挑む“2度目の正直”
毎年のように主力がいなくなるチームである。 西武は一昨年オフ、楽天にFA移籍した浅村に続き、このオフは秋山翔吾(31)が海外FA権で米レッズ入り。2年連続で不動の3番打者と1番打者が球団を去った。浅村の穴は外崎が埋めたものの...
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レジェンド松坂のブルペン投球 西武首脳陣の真の狙いは?
9日、西武の松坂大輔(39)が今キャンプ3度目のブルペン入り。捕手を座らせて、40分以上かけ変化球も交えて93球を入念に投げ込んだ。 「思ったより早く、フリー打撃に投げられそう」とは松坂。調整は順調ということだろう。 ...
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松坂が「生きた教科書」とは失礼な話 バカを言いなさんな
3年前のちょうどこの時期だ。WBC日本代表の投手コーチを仰せつかった私は、侍ジャパンに選出された選手を視察するため、12球団のキャンプ地を巡った。 「すごいじゃないか。いいボールを放っとる。WBCの開幕戦、頼むぞ」 ソ...
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西武でノロノロ調整…松坂の変貌ぶりに古巣関係者ビックリ
松坂が6日、今キャンプ2度目のブルペンに入った。まずは立ち投げで31球。捕手が片ヒザをついた状態で16球、計47球を投げ込んだ。球が暴れるたびに「あー!」と悔しそうに叫んでいたことに、「無駄な力が入るくらい元気だってことで」と笑った...
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レジェンド松坂の“新妻”森友哉は褒め言葉探しも仕事のうち
気を使う日々がやってくる。 14年ぶりに復帰した松坂大輔(39)が3日、今キャンプで初めて上下ともにユニホーム姿でグラウンドに登場。投内連係で汗を流したのち、ブルペンの立ち投げで16球を投げた。自身の背番号と同じ球数は全て直...
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西武・渡辺GM「必死さ若手に伝わる」松坂獲得の狙いを直撃
「平成の怪物」は再び輝けるのか。それとも、これが最後の花道になってしまうのか。14年ぶりで古巣・西武に戻ってきた松坂大輔(39)。2日はキャッチボールの距離を50メートルから80メートルに延ばして、「順調です」。練習後は自ら提案した即...
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出戻り西武でVIP待遇 松坂大輔が撒く「チーム不和」のタネ
「これだけたくさんの人が来てくれると、テンションも上がりますよね」 キャンプイン前日、宮崎空港に降り立った西武・松坂大輔(39)がこう言った。 オフに中日を退団し、古巣西武と年俸3000万円の1年契約。プロ生活をスター...
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今季の新外国人はメジャー球宴経験者より韓国経由組に期待
日本の各球団による新外国人選手補強は、これまでとは違う特徴が見られる。 最大の特徴は21人の新外国人の中に、オールスター経験者が3人もいることだ。MLBの球宴は30球団の選手から選ばれるため、狭き門。「元オールスター選手」の...
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西武・秋山“期限目前”にヤキモキ…メジャー移籍に2つの壁
FA市場で、一向に進展の気配すら見せないのが、西武からメジャー移籍を目指す秋山翔吾(31)だ。 今月上旬のウインターミーティング(カリフォルニア州サンディエゴ)期間中に、レッズ、カブスなど3~4球団と交渉を行った。秋山は当初...
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西武復帰の松坂 通算200勝達成は“ケガ完治”で最低何年?
平成の怪物が古巣のユニホームに袖を通した。 11日、西武復帰が決まった松坂大輔(39)が、都内のホテルで入団会見を行った。中日に在籍した今年は右肩の故障もあり、2試合で1敗。本人もそれは重々承知で、「期待していない人が多いと...
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西武復帰の松坂は印象的かつ木っ端みじんにはじけ散って
松坂大輔の西武復帰が決まった。実に14年ぶりとのこと。もうそんなに経ったのか……と感慨深い気持ちになった。 横浜高校から西武に入団し、いきなり目覚ましい活躍をした平成の怪物の記憶は、今も鮮明に残っている。西武の絶対的エースと...
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松坂は“死ぬまで現役”が本心 西武で引退→指導者を拒否も
かつてのエースが古巣復帰を決断した。 3日、西武は中日を退団した松坂大輔(39)の獲得を発表。1年契約で年俸は3000万円。今季はわずか2試合で0勝1敗、防御率16・88と低迷しただけに、中日でもらっていた8000万円からの...
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9000万円増の3.5億円更改 西武中村に“山川の尻叩き”期待料
現役選手としては晩年に差し掛かっても、「おかわり」が止まらない。 2日、西武の中村剛也(36)が契約更改交渉を行い、9000万円アップの3億5000万円で一発サインした。 「それなりには貢献できたと思う」と話した中村だ...
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西武1位・宮川哲 ボーイズの仲間が舌を巻いた父の剛速球
■素質は兄と弟 宮川3兄弟を知る多くの関係者は「素質で言えば、長男と三男が抜けていた」と口を揃える。 兄・祐輝さんは智弁和歌山で2010年春、11年春夏に、弟・寛志さんは奈良大付で昨夏の甲子園に出場。しかし、東海大山形に進学...
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シーズン優勝の西武はこんなに奥行きのないチームだった?
首都圏上空を台風一過、プロ野球パ・リーグはひっそりと西武が4タテを食らって埼玉の空に消えた。 シーズン優勝の誇りもな~んもありゃしねえ。2年連続で同じソフトバンクにホーム球場で日本シリーズへの切符をかっさらわれた。 ...
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まさかの2連敗…西武がたどる「ソフトBがいつか来た道」
9日の初戦に続き、10日もソフトバンクに屈した西武。先発の今井が三回途中6失点でKOされ、反撃も及ばなかった。 このままでは2年連続で「リーグ優勝でもCS敗退」の危機である。 そんなライバルの気持ちを痛いほど理解して...
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森の後逸で痛恨逆転負け…西武が嘆く「2番手捕手」の不在
その瞬間、スタジアムが西武ファンの悲鳴で包まれた。 9日のCSファイナルステージ初戦、西武がまさかのバッテリーミスでソフトバンクに敗れた。 西武1点リードの八回、代打長谷川勇の適時打で同点にされると、その直後、中継ぎ...
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パCSファイナルで激突 西武とソフトBはFA戦線でも暗闘
グラウンドの戦いだけでなく、こちらの“場外乱闘”も面白そうだ。 9日に始まるCSファイナルステージ。昨年同様、首位西武が2位ソフトバンクを迎え撃つ形となった。今年こそ日本シリーズに出場したい西武、2年連続V逸の雪辱をしたいソ...
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中日退団の松坂大輔 現実味おびる西武復帰は“監督候補”で
戦力としては論外でも、引く手はありそうだ。 4日、中日の松坂大輔(39)が今季限りで退団することが決まった。この日、加藤球団代表と会談し、球団側も了承した。 今季は2試合で0勝1敗、防御率16・88。右肩にバクダンを...
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2連覇西武の“核弾頭”秋山翔吾を巡り 日米で大争奪戦の内幕
■「最後の対戦に」 水面下ではすでに、日米による争奪戦の火蓋が切られている。24日のロッテ戦で2安打5打点、パ・リーグ2連覇達成に貢献した西武の核弾頭で、今季海外FA権(9年)を取得した秋山翔吾(31)のことである。 ...
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主力選手流失も西武21年ぶり連覇…巨人Vより重いその価値
■14勝エースと打点王が流失 「浅村、菊池という投打の大黒柱を失い、Bクラスに予想する評論家も多かった中での優勝ですからね。価値があります」 とは、西武で2000安打を達成したOBの山崎裕之氏。 24日のロッテ戦...
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1日で首位返り咲き ソフトバンクが2位だけは避けたい事情
意地の首位奪還だ。 ソフトバンクは12日、西武に3―2で薄氷の勝利。前日に陥落した首位の座に、わずか1日で返り咲いた。 とはいえ、2位西武とのゲーム差は0.5。最後の1試合まで互いに譲らない展開になりそうだが、ソフト...
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130試合目で今季初首位・西武に“三日天下”が危ぶまれる訳
苦節130試合目で、ついにトップに立った。 2位西武は11日、首位ソフトバンクに勝利。最大8・5ゲーム差をひっくり返し、昨季以来となる首位の座を手にした。 この日は助っ人のニールが7回1失点と好投し、1994年の郭泰...
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壊滅先発陣で唯一安定 西武いまや“神様、仏様、二ール様”
辻監督が「毎試合投げてほしい」と話すのも当然だろう。 27日、西武のニール(30=前ドジャース)が日ハム戦で6回2失点と好投し、8勝目(1敗)。6月以降は負けがなく、西武助っ人投手の7連勝は1994年の郭泰源(9連勝)以来だ...
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日ハム清宮にも聞かせたい 西武・山川「4番復帰」への決意
待望の一本が出た。 21日、日本ハムの清宮幸太郎(20)が4番として初の本塁打をかっ飛ばした。1点ビハインドの二回、右翼スタンド中段に飛び込む特大の同点ソロだった。 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)なのが栗山監督だろう。...
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死球→大乱闘から一夜…西武山川は意地の「完璧」決勝34号
14日のオリックス戦。西武が4点を追う三回、同点に追い付いてなおも2死三塁のチャンスで死球を食らったのが山川だ。 試合開始時点でリーグトップの33本塁打。内角を攻められるのは強打者の宿命とはいえ、両軍合わせて5死球、乱闘騒ぎ...