西武
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西武復帰の松坂は印象的かつ木っ端みじんにはじけ散って
松坂大輔の西武復帰が決まった。実に14年ぶりとのこと。もうそんなに経ったのか……と感慨深い気持ちになった。 横浜高校から西武に入団し、いきなり目覚ましい活躍をした平成の怪物の記憶は、今も鮮明に残っている。西武の絶対的エースと...
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松坂は“死ぬまで現役”が本心 西武で引退→指導者を拒否も
かつてのエースが古巣復帰を決断した。 3日、西武は中日を退団した松坂大輔(39)の獲得を発表。1年契約で年俸は3000万円。今季はわずか2試合で0勝1敗、防御率16・88と低迷しただけに、中日でもらっていた8000万円からの...
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9000万円増の3.5億円更改 西武中村に“山川の尻叩き”期待料
現役選手としては晩年に差し掛かっても、「おかわり」が止まらない。 2日、西武の中村剛也(36)が契約更改交渉を行い、9000万円アップの3億5000万円で一発サインした。 「それなりには貢献できたと思う」と話した中村だ...
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西武1位・宮川哲 ボーイズの仲間が舌を巻いた父の剛速球
■素質は兄と弟 宮川3兄弟を知る多くの関係者は「素質で言えば、長男と三男が抜けていた」と口を揃える。 兄・祐輝さんは智弁和歌山で2010年春、11年春夏に、弟・寛志さんは奈良大付で昨夏の甲子園に出場。しかし、東海大山形に進学...
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シーズン優勝の西武はこんなに奥行きのないチームだった?
首都圏上空を台風一過、プロ野球パ・リーグはひっそりと西武が4タテを食らって埼玉の空に消えた。 シーズン優勝の誇りもな~んもありゃしねえ。2年連続で同じソフトバンクにホーム球場で日本シリーズへの切符をかっさらわれた。 ...
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まさかの2連敗…西武がたどる「ソフトBがいつか来た道」
9日の初戦に続き、10日もソフトバンクに屈した西武。先発の今井が三回途中6失点でKOされ、反撃も及ばなかった。 このままでは2年連続で「リーグ優勝でもCS敗退」の危機である。 そんなライバルの気持ちを痛いほど理解して...
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森の後逸で痛恨逆転負け…西武が嘆く「2番手捕手」の不在
その瞬間、スタジアムが西武ファンの悲鳴で包まれた。 9日のCSファイナルステージ初戦、西武がまさかのバッテリーミスでソフトバンクに敗れた。 西武1点リードの八回、代打長谷川勇の適時打で同点にされると、その直後、中継ぎ...
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パCSファイナルで激突 西武とソフトBはFA戦線でも暗闘
グラウンドの戦いだけでなく、こちらの“場外乱闘”も面白そうだ。 9日に始まるCSファイナルステージ。昨年同様、首位西武が2位ソフトバンクを迎え撃つ形となった。今年こそ日本シリーズに出場したい西武、2年連続V逸の雪辱をしたいソ...
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中日退団の松坂大輔 現実味おびる西武復帰は“監督候補”で
戦力としては論外でも、引く手はありそうだ。 4日、中日の松坂大輔(39)が今季限りで退団することが決まった。この日、加藤球団代表と会談し、球団側も了承した。 今季は2試合で0勝1敗、防御率16・88。右肩にバクダンを...
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2連覇西武の“核弾頭”秋山翔吾を巡り 日米で大争奪戦の内幕
■「最後の対戦に」 水面下ではすでに、日米による争奪戦の火蓋が切られている。24日のロッテ戦で2安打5打点、パ・リーグ2連覇達成に貢献した西武の核弾頭で、今季海外FA権(9年)を取得した秋山翔吾(31)のことである。 ...
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主力選手流失も西武21年ぶり連覇…巨人Vより重いその価値
■14勝エースと打点王が流失 「浅村、菊池という投打の大黒柱を失い、Bクラスに予想する評論家も多かった中での優勝ですからね。価値があります」 とは、西武で2000安打を達成したOBの山崎裕之氏。 24日のロッテ戦...
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1日で首位返り咲き ソフトバンクが2位だけは避けたい事情
意地の首位奪還だ。 ソフトバンクは12日、西武に3―2で薄氷の勝利。前日に陥落した首位の座に、わずか1日で返り咲いた。 とはいえ、2位西武とのゲーム差は0.5。最後の1試合まで互いに譲らない展開になりそうだが、ソフト...
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130試合目で今季初首位・西武に“三日天下”が危ぶまれる訳
苦節130試合目で、ついにトップに立った。 2位西武は11日、首位ソフトバンクに勝利。最大8・5ゲーム差をひっくり返し、昨季以来となる首位の座を手にした。 この日は助っ人のニールが7回1失点と好投し、1994年の郭泰...
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壊滅先発陣で唯一安定 西武いまや“神様、仏様、二ール様”
辻監督が「毎試合投げてほしい」と話すのも当然だろう。 27日、西武のニール(30=前ドジャース)が日ハム戦で6回2失点と好投し、8勝目(1敗)。6月以降は負けがなく、西武助っ人投手の7連勝は1994年の郭泰源(9連勝)以来だ...
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日ハム清宮にも聞かせたい 西武・山川「4番復帰」への決意
待望の一本が出た。 21日、日本ハムの清宮幸太郎(20)が4番として初の本塁打をかっ飛ばした。1点ビハインドの二回、右翼スタンド中段に飛び込む特大の同点ソロだった。 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)なのが栗山監督だろう。...
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死球→大乱闘から一夜…西武山川は意地の「完璧」決勝34号
14日のオリックス戦。西武が4点を追う三回、同点に追い付いてなおも2死三塁のチャンスで死球を食らったのが山川だ。 試合開始時点でリーグトップの33本塁打。内角を攻められるのは強打者の宿命とはいえ、両軍合わせて5死球、乱闘騒ぎ...
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オリ“死球18個”の怒り…西武と大乱闘しっちゃかめっちゃか
久々の乱闘劇だった。 西武先発斉藤大がオリックスの先頭打者福田にぶつけるプレーボール死球で始まったこの試合、三回にも後藤がぶつけられると、両軍一触即発。そして四回、西武2番手の森脇が、この日3個目となる死球を若月に当ててしま...
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西武勝利も岡田には厄日…ボール直撃2度に加えて親指負傷
4日のオリックス戦で、これでもかというほど不運に見舞われたのが、西武の岡田(30)だ。 初回、この日スタメンマスクの岡田の股間に、小田のファウルチップがダイレクトで直撃。男にしかわからない苦痛に悶絶した。 その痛みも...
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西武山川13戦ぶり28号「不調の原因は落合」の雑音消せたか
やっと、出た。 8日のソフトバンク戦の六回に西武の山川穂高(27)が、13試合58打席ぶりとなる28号ソロ本塁打。「打てて良かったです!」の言葉に実感がこもった。 5月中旬までは「シーズン66発ペース!」とスポーツ紙...
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日ハム吉田輝星 球宴後も一軍で生き残るための3つの課題
2試合を投げて1勝1敗の日本ハム・吉田輝星(18)。3試合目となる次戦の登板は最短で7月4日の西武戦(札幌ドーム)となる。チームはエース格の上沢が故障離脱した一方、巨人とのトレードで左腕の吉川を戻した。助っ人のマルティネスも復帰に向...
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巨人は“技巧派左腕”が飽和状態…田口麗斗に西武が熱視線
巨人は12日の西武戦で打線が9点を奪い快勝。対戦成績を1勝1敗とした。しかし、先発した田口麗斗(23)がピリッとせず、1点リードの四回2死満塁のピンチを招いたところで、マウンドを降りた。四回途中7安打4失点。4回7安打2失点だった前...
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5月MVP西武秋山が語った打撃論「聞かれたら僕は教えます」
11日、5月の月間MVPが発表され、パ・リーグ打者部門で西武の秋山翔吾(31)が選ばれた。4月は打率.233と低調だったが、5月は.402と急上昇。自身が持つ連続フルイニング出場のパ・リーグ記録の更新も続けている(11日現在、655...
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西武・森“捕手で54年ぶり首位打者”への課題をコーチが語る
西武の捕手、森友哉(23)の「バット」が止まらない。6日の広島戦では初回に同点犠飛を打つなど3打数1安打。打率.353でリーグトップをひた走っている。まだ6月で気が早いかもしれないが、史上4人目の「捕手で首位打者」の可能性もある。 ...
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サヨナラ打の西武・中村 “好物”交流戦で年俸再アップ狙う
交流戦を得意にしているだけのことはある。 4日、4時間半近いロングゲームに終止符を打ったのが、西武の中村(35)だ。「6番・三塁」でスタメン出場し、延長十二回、無死満塁の場面で、広島の菊池保から左前にサヨナラタイムリー。歓喜...
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六回までノーノーが…西武今井のKO負けに“硝子のメンタル”
将来、エースと呼ばれるための試練だろう。 28日、西武の今井(21)が楽天相手に六回までノーヒットノーランの好投。しかし、好事魔多し、だ。七回、先頭打者の浅村に初ヒットを許すと、続くウィーラーに二塁打。5番の銀次を遊邪飛に打...
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12球団トップの20発 西武山川が語る“どすこい”本塁打理論
■推定145メートル弾 昨季47本の本塁打王が、驚異のペースで花火を打ち上げている。 西武の山川穂高(27)は、24日までの45試合で20本塁打。スポーツ紙風に言えば「年間64本塁打ペース」で、2013年にバレンティン...
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驚異の68発ペース 西武・山川穂高は生粋の“本塁打オタク”
「1年365日、練習は1日も休まない。球場に朝早く来て、試合後も室内で打ち込んでいる。メシの間もずっとホームランを打つことを考えている。もうオタクですよ」 西武の山川穂高(27)について、球団関係者がこう言って目を細める。 ...
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西武・源田は金本や鳥谷の「二の舞い」にならずによかった
西武・源田壮亮の連続フルイニング出場記録が299試合で途絶えた(連続試合出場もストップ)。新人の開幕戦から同記録が続いていたこと自体、空前絶後だろう。 記録が途絶えた要因は、右手首に死球を受けたことで「右手関節挫傷」と診断さ...
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OP戦で連続弾 西武山川「50本塁打超え」の条件と“追い風”
今年は何本打つのか。 6日、西武の山川穂高(27)がソフトバンクとのオープン戦で2試合連続本塁打。開幕に向けて調子を上げてきた。 昨季は両リーグトップの47本塁打をマーク。オフには「50発、それしか考えていない」と5...
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西武に大打撃…内海もケガ離脱で先発陣ボロボロ壊滅寸前
まさに泣きっ面にハチだ。 5日、西武は新戦力の内海(36)が、前腕部にある「左浅指屈筋の軽度の肉離れ」で、二軍に合流すると発表。首脳陣は「開幕ローテは厳しい」と見ている。 通算133勝の内海は、炭谷の人的補償で西武に...