松坂は“腫れ物”に…古巣西武から聞こえるレジェンドの評判
往年の怪物がギアを上げてきた。
14年ぶりで西武に復帰した松坂大輔(39)。キャンプ開始当初はスローペースだったが、すでに何度もブルペン入り。変化球を交え、100球を超す投げ込みを行っている。本人がそこまで考えているかどうかはともかく、周囲は「開幕に間に合うのでは?」と期待しているほどだ。
松坂大輔といえば球界はおろか、野球に興味のない人にも名前を知られている。横浜高校時代の1998年に甲子園春夏連覇。西武ではルーキーイヤーから3年連続最多勝を獲得し、レッドソックス時代の2008年には18勝した。そんなレジェンドが、西武では浮いているという。
■若手は遠巻きに
「話す相手はほとんどコーチ陣か、渡米前から同僚だった栗山くらいのようだ。若手で松坂に話す選手もいないことはないが、少ないらしい。練習の合間、暇そうに時間を持て余していることもあったよ」
とはキャンプを訪れた球団OBの弁。