パCSファイナルで激突 西武とソフトBはFA戦線でも暗闘
グラウンドの戦いだけでなく、こちらの“場外乱闘”も面白そうだ。
9日に始まるCSファイナルステージ。昨年同様、首位西武が2位ソフトバンクを迎え撃つ形となった。今年こそ日本シリーズに出場したい西武、2年連続V逸の雪辱をしたいソフトバンクという、ドラマ性も見どころだろう。
だが、水面下では別の争いもある。それがオフにFA濃厚といわれている千葉ロッテの鈴木大地(30)争奪戦だ。
鈴木は内野ならポジションを問わず、外野も守れるオールマイティー。中でも二塁をこなせる守備力は最大のセールスポイントだろう。
ソフトバンクはここ数年、正二塁手が不在。今季は明石や牧原を筆頭に計10人が守ったが、いずれも定着には至らなかった。さらに37歳の内川、36歳の松田といったベテラン勢に次ぐ中堅層が手薄。30歳の鈴木は、彼らが抜けた後もチームを引っ張れる存在として、是が非でも欲しい。
■秋山の後釜