西武松坂が充実の55球 初のフリー打撃投手で若手を脅かす

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 西口投手コーチが見守る中、“山賊打線”相手に55球を投げた。西武の松坂大輔(39)が19日、打撃投手として初めて登板。源田や外崎らに多彩な変化球を投げ、「いい練習になった」と汗をぬぐった。

 松坂は首脳陣から独自調整を任されている。開幕はおろか、どこに照準を合わせるのかも本人任せだ。とはいえ、こうも調整が順調なら意外と早くその出番が回って来るのではないか。

 昨季、西武のチーム防御率はリーグワーストの4・35。それだけに今井や高橋光といった若手投手陣の一本立ちが急務だ。もし、彼らが何試合も続けて打ち込まれるようなことにでもなれば、その時こそ満を持して松坂がマウンドに上がるだろう。

 39歳の大ベテランに先発の座を明け渡すようでは連覇はない――西武の若手投手陣はそう胸に刻むべきだ。

【写真特集】松坂大輔 盟友視察の中、2度目のブルペン投球

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