箱根駅伝も放送局が感動を演出する時代なのか? 中継アナの前振りから即座に監督の叱咤
箱根駅伝中継、選手の後から追い立てる監督車のガナリ声は今年も相変わらず「男を示せ!」だの時代錯誤絶叫もあるにゃあったが、例年と少し違ったと感じる箇所があった。
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中継アナが「それでは監督車の声をお聞きいただきましょう」と言ってすぐに「その調子だぞ。おまえはやれる、ここで男を示せ!」。それを受けて中継アナが「監督の叱咤激励でした」。……この流れは……、変だろ? どうやら録画ではなかった。生中継で切れ目なく「それでは監督の声をお聞きいただきましょう」としゃべった途端に監督の声。
これは、つまり……監督車に放送局のスタッフが乗って、監督に「1分後に中継入ります」と伝え、監督マイクを掴む手にじわり汗がにじみ、「はい10秒前! 間もなく来ます、本番いきます、キュ~!」。
「そ、そ、その調子だぞ。おまえはやれる。ここで男を示せ!」「中継車戻ります」とスイッチを切りかえて「監督の叱咤激励でした」とやった、のではないかなあ? とオレは妄想しておる。