正月休みに必読? 企業の社長たちが愛読する本はコレだ

公開日: 更新日:

 企業トップたちの愛読書は何か? 本紙連載中の「社長の本棚」(毎週金曜発売号)にはこの1年間、34社のトップが登場し、本にまつわるエピソードを披露してくれた。社長たちはビジネスにエネルギーを注ぐ一方で、どんな本を手にしてきたのか? 改めて振り返ってみたい。正月休みに読む本に悩んでいる人はぜひ、ヒントにしてほしい。

 村上春樹、藤沢周平、北方謙三らが定番の人気だが、やはり司馬遼太郎が“強かった”。ほぼ4人に1人が名前を挙げた。中でも「坂の上の雲」が一番。

「軍事とビジネスは似ていると思う。限られた人とカネをどこに投入し、相手に勝つかという意味で」(オリックス生命・片岡一則社長)

「青雲の志が伝わってくる大好きな小説」(三菱UFJニコス・井上治夫社長)

 2人とも3、4回は読み返している大ファンだ。

 山本七平著「『空気』の研究」は、タカラバイオ・仲尾功一社長が「社内での決断の仕方の勉強になる」と薦める。クラシエHDの石橋康哉社長も「7回読んで、7人の部下にプレゼント」したそうだ。時には正論をも軽くのみ込んでしまう、場の“空気”の謎に迫る。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動