正月休みに必読? 企業の社長たちが愛読する本はコレだ

公開日: 更新日:

“岩下の新生姜”の岩下食品、岩下和了社長は「人生の中で一番良かった」と前置きして「フロー体験 喜びの現象学」(M・チクセントミハイ)を挙げた。“最高の幸せって何だろう”を追究した著者がたどり着いた結論は――。

「論語」支持者もいる。「㈱食文化」の萩原章史社長だ。

「昔も今も時々目を通します。悩んだ時、『孔子はどう考えていたんだろう』などとね」

 こうなると、もはや人生のパートナーか。

 常磐興産の井上直美社長は、最近読んだ本の中から「現場論」(遠藤功)を薦める。

「彼は現場に見にいって英知を吸い上げるのが得意。経営のヒントも詰まっているので、彼の本はよく読みます」

 ベクトルの村川智博社長は、一度はさじを投げた「ビジョナリー・カンパニー」(ジム・コリンズ)と「ザ・ゴール」(エリヤフ・ゴールドラット)を読み返し、「難しい本が時間を経てストンと入ってくることもある」と若い社員に読書を勧める。

 スマホでゲームしている場合じゃない。さあ、本屋へ走ろう。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭