「専門医が教えるおなかの弱い人の胃腸トラブル」江田証著

公開日: 更新日:

 胃もたれ、むかつき、下痢、腹痛、胸焼け、吐き気……。胃腸に関するトラブルを抱えている人は多い。それでも、「いつものことだから」「体質だから仕方がない」「たいしたことないことで、病院に行くのは恥ずかしい」などと、ガマンしながら放置している人も少なくない。

 そんな人に向け、“胃腸のスペシャリスト”である著者が、トラブル別に原因と治療法を徹底解説。胃炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、逆流性食道炎や、ピロリ菌感染について分かりやすく教えてくれる。

 また、胃腸を快調に保つ食生活として3つのルールを推奨。①朝食を取る②いろいろなものを食べる③消化のいいものを取る。これをまずは3日間続けると、胃腸の運動能力を取り戻し、腸内環境を改善し、胃腸の負担を軽減できるという。

 おなかの不調に悩んでいる人は試してみたい。(幻冬舎 1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…