「偽りの銃弾」ハーラン・コーベン著 田口俊樹、大谷瑠璃子訳
戦闘ヘリコプターの元パイロットのマヤは、4カ月前の姉のクレアに続き、夫のジョーまで亡くしてしまう。ジョーは、夜の公園で暴漢に襲われ、拳銃で殺されたのだ。葬儀の日、マヤは親友から子守を監視するためのカメラが仕込まれたフォトフレームを渡される。マヤの2歳の娘・リリーの子守・イザベラは富豪のジョーの実家に仕える使用人のひとりだった。
イザベラのことを信用しているマヤは気が進まないが、念のためフォトフレームを居間にセットする。そんな中、マヤは外出中に同じ車に尾行されていることに気づく。数日後、マヤは監視カメラの映像に死んだはずのジョーの姿を見つけ、動揺する。
ジュリア・ロバーツ製作・主演で映画化が進む長編サスペンス。
(小学館 930円+税)