「ニホンという病」養老孟司、 名越康文著
「ニホンという病」養老孟司、 名越康文著
解剖学者の養老孟司と精神科医の名越康文という心配性のドクター二人が、異次元の角度から日本社会が患う「ニホンという病」を診察、好き勝手にアドバイスを処方する対談本。
明治維新、終戦と二度にわたり本質を変えず、表層的な部分だけを変えてきた日本。本来、割り切れるほど人も社会も簡単ではない。しかし、この国は変えることができてしまった。この特異な経験で患った「病」。
■そして南海トラフ地震後をどう生きるか
病を抱えたままで、南海トラフ地震を迎えてよいのか。15年以内に来ると言われる三度目の転換期で、私たちははじめて「どう生きるか」が問われている。
定価:1650円
発行:日刊現代 発売:講談社
2023年5月29日
ISBN 978-4065319840