オートバイと衝突事故を起こした大竹まことの復帰
だが、警察はそれを否定した。飲酒運転もしておらず、目撃者の話では大竹は青信号で交差点を通過していたという。所轄署は「大竹さんは事故後の対応もしっかりしていたし、事故の当事者としてするべきことはすべてやっていた」という見解だった。
しかも、被害者の親族からもテレビ局に「(大竹さんの)芸能活動を再開させて欲しい」という連絡が入る。死亡男性の母親は「大竹さんには良くしていただいて恨みなど何も思っていません」とも語った。
そんな中で大竹の復帰は早まった。事故の約2週間後の23日、バラエティー番組の収録で久しぶりに公の前に姿を現し、会見を開いた。事故後2日間はショックで飲み食いできなかったというやつれた沈痛な顔、か細い声で時折、涙を流しながら、「バイクに乗っていた男性には心からご冥福をお祈りするとともに、ご同乗の女性には、一日も早い回復を願っています」と深く頭を下げた。
そして、「ボクの仕事は横から出てきて(他人を)なぎ倒す仕事。これからどう頑張ればいいのかわからない」と気落ちした表情で語った。